愛用しているREGAL Shoe & Co.(リーガルシューアンドカンパニー※コーかカンパニーかで迷っていたのですが、今後はリーガル公式サイトの表記に揃えてカンパニーとします)について、手持ちのモデルを紹介していきます。
第一回のストレートチップ、第二回のサドルシューズにつづいて、第三回はウイングチップです。
ちなみに第一回、第二回は↓からどうぞ。
今回はウイングチップシューズです。つま先の飾りが踵まで伸びているロングウイングチップというタイプです。カジュアル向けのリーガルシューアンドカンパニーのラインナップのなかでも、「ウイングチップ」×「グレインレザー」ということで一層カジュアル感が強い靴になります。
目次
REGAL Shoe & Co.(リーガルシューアンドカンパニー)とは
ブランド紹介はこの連載記事ではフォーマット的に冒頭に入れさせていただきます。前回、前々回を読んだかたは飛ばしてもらってOKです。
このブログでも一度記事にしていますが、端的にいうと「リーガルの若者向けおしゃれライン」です。
通常のリーガルはビジネス向けの革靴が多いイメージですが(実際はカジュアル向けのおしゃれなものも多数あります)、REGAL Shoe & Co.(リーガルシューアンドカンパにー)はカジュアルファッションにも合わせいデザイン性の高いラインナップを展開しています。
リーガルらしく日本人の足に合った木型と堅牢な作りにファッション性がプラスされ、かつ海外ブランドに比べてリーズナブルな価格でコストパフォーマンスに優れたブランドです。
基本情報
3足目に購入したのはウイングチップシューズです。最近シンプルな服装が増えてきたので足元にアクセントがほしく、ブローギングが施され、かつレザーも質感のあるグレインレザーのモデルにしました。
価格:46,200円(税込)
甲革:牛革(グレインレザー)
ソール:ダイナイトソール
製法:グッドイヤーウェルト式
原産国:日本製
木型:オブリークラスト
デザイン
靴のデザインについて、各項目ごとに説明していきます。
シルエット
このモデルはオブリークラストと呼ばれる木型を使っています。
前回ご紹介したストレートチップに使われていたものと同じで足の指幅が広く、土踏まずにかけて絞るようなシルエットになっており、丸くぽってりとしたフォルムが特徴です。


トゥから踵にかけて全体に伸びるロングウイングチップです。ヒールは程よくボリュームがあります。
革質
表革はグレインレザーが使われています。グレインレザーはシボ加工を施したレザーで、雨や傷に強く、カジュアル感が強いため日常履きに最適なモデルです。
羽根・鳩目
5つ穴の外鳩目です。靴紐は通常は細い丸紐が付属していますが、平紐×金属セルのものに交換しています。
インソール
過去に紹介した2足とも全く同じですが、赤地にゴールド印字のインソールはかっこよくてテンションが上がりますね。
アウトソール
ダイナイトソールとリーガルオリジナルのヒールです。耐久性が高く雨に強いので、グレインレザーの耐水性と合わさって雨の日用の靴に最適です。
履き皺
購入から約半年、週2回程度の着用頻度です。グレインレザーなのでシワはあまり目立ちません。初めてのウイングチップでどのような履き皺になるか不安でしたが、割と素直ですっきりとしたシワに落ち着いた感じです。
メダリオン部分
ここで1つだけこの靴について物申したいのですが・・・。上の写真右側のつま先のメダリオンが半分ほどウェルト部分に隠れてしまっているのです。左側は穴が全部見えており、左右で位置がかなり違っています。
ウィンングチップを購入するのが初めてだったこともあり、穴の位置にまで気が回らず確認していなかったのが悪いのですが。。
トゥのメダリオンはウィングチップの装飾のなかでも一番目立つ部分なので、穴の位置は検品の際にもっと注意してほしいなと思いました。
履き心地
安定のオブリークラストなので、履き心地は大満足です。つま先はゆとりがあるので小指が痛くなったりすることはありませんし、土踏まずや踵はしっかりとホールドされているため履いていてしっかり支えられて安心感のある履き心地です。
まとめ
初めてのウイングチップでしたがこの靴にして大正解でした。シンプル目なファッションの足元でいい感じのアクセントになります。グレインレザー×ダイナイトソールで雨の日も遠慮なく履けるので、いつの間にか一番出番が多い靴になりました。
これまでリーガルシューアンドカンパニーの革靴3足を紹介してきましたが、どれもデザイン、質感、履き心地、コスパと文句なしです。取り扱っている店舗が少ないのでなかなか試着はできないかもしれませんが、もし興味があればぜひ試してみてもらいたいです。