昨年末にX-Pro3を買いまして、FUJIFILMのカメラ熱が再燃しているのですが、そんな自分が
予約していたフォクトレンダーの35mmをやめて、XF23mmF1.4を買い直した話をします。
- XF23mmF1.4Rがディスコン&大幅値下げを知る!
- 60,000円を切る驚きの安さ
- 旧型の推しポイント1:デザインがいい
- 旧型の推しポイント2:フォーカスクラッチ機構がかっこいい
- 旧型の推しポイント3:純正角型金属フードが最高!
- 旧型の推しポイント4:十分いい写真が撮れる
- 作例
XF23mmF1.4Rがディスコン&大幅値下げを知る!
X-Pro3を買った際に、フォクトレンダーの35mmf1.2のXマウントレンズを合わせたいとおもっていて、ビックカメラで予約していました。
あと1ヶ月くらいで憧れのフォクトレンダーが手に入る・・・とウキウキしていたのですが、そんなときに「XF23mmF1.4Rがディスコンになるため、格安で売られている」という情報がTwitterで流れてきました。
実は4年ほど前にXF23mmF1.4Rを使っていたのですが、当時はまだ23mm(換算35mm)の画角を使いこなせず・・・他のレンズ欲しさに手放してしまっていたのでした。
35mm(換算で約50mm)のレンズは、すでにXF35mmF1.4Rを持っているので、同じ画角のフォクトレンダーを買うよりも、23mmにした方が撮れる写真のバリエーションも増えるだろうと考えました。
また、久しぶりに過去の写真を見てみるとXF23mmF1.4Rの写真は結構いいものが多く、X100シリーズを使ってきて23mmに慣れた自分なら、昔よりももっと上手く使いこなせるかも・・・とう気持ちにもなり。。気づいたらマップカメラに向かってました。
60,000円を切る驚きの安さ
1月下旬時点で、ビックカメラ等の家電量販店では10%のポイント込みで実質70,000円前後でしたが、マップカメラでは59,800円でした。
4年前に手放した際はフリマアプリで約70,000円で売却していたので、買い直したとしても損しないことに気づき。。買ってしまいました笑
3月には後継レンズの「XF23mmF1.4R LM WR」が出るとのことでしたが、そちらはスルーして、あえての旧型です!
↓が新型。
新型は「防塵防滴」「AFがリニアモーター」「最短撮影距離が10cm短縮」と、使い勝手的には明らかに旧型よりも優れているのですが、あの微妙に縦長のサイズと、凹凸の少ないすっきりとしたフォルムが、あまり好きになれなかったんです。
そんなこんなで買い直したXF23mmF1.4Rですが、個人的に旧型のいいと思うところを挙げてみます。
旧型の推しポイント1:デザインがいい
これはもうただの好みの問題です。
旧型の方が高さと幅のバランスが良いと思います。さらにフォーカスリング部分と絞りリング部分で径が違っていて、絶妙なフォルムを成していて、そこがとてもかっこいいんです。
新型のレンズは光学性能や使い勝手の面は現代的で素晴らしいのですが、デザイン的にはXシリーズのレトロな雰囲気には合わない気がします。
Xシリーズってそのデザインも含めて惚れている人が多いと思うので、Xシリーズらしいかっこよさは、レンズにおいても大切にしてほしいなぁと思っています。
今後レンズリニューアルの際には、開発陣にぜひ考えていただきたいポイントです。
旧型の推しポイント2:フォーカスクラッチ機構がかっこいい
このレンズにはフォーカスリングを手前に引くことでマニュアルフォーカスモードに切り替えられる「フォーカスクラッチ機構」が備わっています。
Xシリーズの多くのカメラボディには、元々フォーカスモード切り替えスイッチがついていますが、やはりレンズで切り替えられる方が余分な動きがなくてスムーズです。
そしてマニュアル側に引くと距離指標メモリが出てきますが、このメモリが出ている状態が、
憧れていたフォクトレンダーに似てて。いい意味でとてもカメラらしい、メカメカした雰囲気が最高です。
特にここ最近マニュアルフォーカスでじっくり撮影するのにハマっているので、この機構で撮影するのが本当に心地よいです。
旧型の推しポイント3:純正角型金属フードが最高!
フジの神レンズと言われている「XF35mmF1.4R」の金属フードと同じく、このレンズにも純正の角型金属フードが用意されています。
こちらは付属品ではなく、約8,000円の別売りですが、このフードをつけることでレンズのかっこよさが5割り増し(完全に主観です)になります。
X-Pro3に角型フード付きのXF23mmF1.4R・・・想像しただけでもよだれが出るくらいかっこいいです。(何回かっこいいっていてるんだろう笑)
旧型の推しポイント4:十分いい写真が撮れる
防塵防滴とかリニアモーターとか、最短撮影距離とか、そりゃ新型のほうが使い勝手がいいのは火を見るよりも明らかなんです。
でもね、何年もカメラをやってきた人なら、そんなものは知恵と工夫で乗り切れるって思いませんか?なんでもできるレンズより、ちょっとクセがあったり、使いにくい点があるほうがあって制約があるほうが、いい写真が生まれることもありますよね。
旧型だってそれなりに寄れるし、ボケを生かしたポートレートも、ちょっと引いてパースを生かした撮影もできます。十分いい写真が撮れるんです。
というわけでほとんど自分の感情で書いているので、客観的なものではないですが、私にとってそもそもカメラ=かっこいい、撮りたい欲を刺激するものという要素が大きいので、こんな偏った意見ですが、同じような思いの人がいたら嬉しいです。
作例
最後に作例をいくつか掲載します。