カメラ&写真好きの管理人です。
みなさんはカメラバッグって持ってますか?
いろんなレンズを持ち歩いて、レンズ交換しながら撮影するのは楽しいんですが,
専用のバッグを持っていないと、ぶつけたり落としたりしてレンズを壊してしまいそうで心配ですよね。
ですが、ガッツリ撮影旅行にでかけるような方ならともかく、趣味でゆるく写真を撮っているような方はなかなか専用のバッグは持っていないと思います。
しょっちゅう撮影に行くわけではないし、専用のカバンまで買うのは気が引ける・・・という方向けに、旅行や通勤、遊びにも使えて、カメラバッグとしてもしっかり機能するおすすめアイテムを紹介します。
目次
おすすめのバッグ:Aer トラベルスリングバッグ
Aer Travel Sling 19,250円(税込)
今回おすすめするバッグはAerというブランドから発売されているスリングバッグです。
現在はアップデート版のトラベルスリング2も併売されていますが、バッグの形が違うので注意してください。カメラバッグとして使い勝手が良いのは初代の方です。
Aerとは
Aerはサンフランシスコベイエリアを拠点にして、2014年にクラウドファンディングから誕生しました。
ジム&オフィス用途のバッグを中心に、プロフェッショナル、アスリート、トラベラー向けに現代的なデザインのバッグを作っています。
シンプルで洗練されたミニマリスティックなデザインと、使い勝手、そして上質かつ高い耐久性を備えたコレクションを展開しています。
スリングバッグとは
スリングバッグとは1本のストラップで斜めがけできるバッグのことを指します。
一般的なメッセンジャーバッグと呼ばれるタイプよりは小さいタイプが多いです。
見た目・機能
カメラバッグとして作られたわけではない専用Aerのスリングバッグ。ではなぜこのバッグがカメラバッグにおすすめなのか、その見た目や機能を見ていきます。
カメラバッグっぽくないデザイン
Aerのバッグはどれもシンプルで実用的な洗練されたデザインです。
このスリングバッグも同様で、余計な装飾や派手な配色はなく、非常にシンプル。
いかにもなカメラバッグではないので、街にも溶け込みやすく、通勤通学用としても使えます(というかそっちが本来の用途)。
豊富なポケットと容量


Aerのバッグに共通した特徴として、多数の使い勝手の良いポケットが挙げられます。
元々都市生活者向けにデジタルガジェットの持ち歩きを想定しているので、PCやタブレット、モバイルバッテリーなどを収納しやすいように大小様々なポケットが用意されています。
また、スリングバッグとしては大きめなサイズで、マチもしっかりと取られているため十分な容量があります。
私の使っている富士フイルムのカメラの場合だと下記のものを入れられます。



○メインコンパートメント
・X-H1+XF16-55mmF2.8(大三元の標準ズーム)、XF35mmF1.4(標準単焦点)、XF90mmF2(望遠単焦点)
○PCスリーブ
・iPad Pro 11inch
○メッシュポケット
・SDカードリーダー、予備バッテリー、レンズキャップ、
○外側ポケット
・ティッシュ、キーケース、モバイルバッテリー、ケーブル、ミンティア
○セキュリティポケット
・財布
カメラ1台とレンズ一本を常に首から提げているとしたら、もう2本くらいはレンズが入るので、トータルでレンズ5本とボディ1台は持ち歩けます。レンズを減らせばコンデジや小さいミラーレスくらいならボディも入ります。
クッションを備えた素材
このバッグは元々ガジェットの持ち運びを想定しているため、背面や底、PCスリーブなど随所にクッション性のある厚手の素材が使われています。
専用のカメラバッグほどの保護性能ははないかもしれませんが、ある程度衝撃にも強いので、レンズやボディを保護ポーチなどに入れた上でバッグに入れておけば十分安全に持ち運べます。
カメラバッグとしての使い勝手
カメラバッグとして作られたわけではないのですが、その機能性の高さでカメラバッグとしても使い勝手が抜群によいのがAerのスリングバッグ。その特徴を紹介します。
ストラップの長さを一瞬で調節できる
トラベルスリングのストラップは、ハンドル部分を引っ張ることで長さを変えることができます。バッグを背負ったままでも瞬時に長さを変えられるので、レンズ交換時にストラップを伸ばして体の前側に持ってくることができます。
レンズ交換のたびにバッグを下ろす必要がないので、とてもスムーズです。


写真左:ストラップの端を引っ張るとストラップが短くなり、体にフィットさせて背負うことができます。
写真右:ハンドル部分を引くとストラップが伸びて、斜めがけショルダーのように使えます。
メインコンパートメントの口が広い
メインコンパートメントの口が大きく開くようになっています。
ぱかっと全開にすると中身が全部見渡せるので、使いたいレンズや道具をすぐに取り出せます。また、ジッパーを全開にしても左右サイドは完全には開かないので、レンズを落としたりしにくくなっています。
見てわかると思いますがどこに何があるかわかりやすいです。
手前のPCスリーブにはiPad ProやPCも入ります。
持ち手が豊富


バッグの背面にはスーツケースのハンドルを通すためのバンドがあり、ここを取手変わりに使うことができます。
また、サイドには縦持ち用のハンドルも設けられているのでシーンに応じて持ち方を変えられます。持ち手がないと、無理な持ち方をしてしまってカバンを落とすこともあるので、結構重要なポイントだと思います。
ミニ三脚を取り付けられる
バッグの底面にはマチ調整用のベルトがついています。元々は薄手のアウターなどを固定する想定のようですが、小さいサイズの三脚であればここに固定することができます。
まとめ
Aerのスリングバッグいかがでしたでしょうか。
普段使いも可能な洗練されたデザインで、十分な量の撮影機材を収納できる容量や豊富なポケットを備え、レンズ交換の動作に適したストラップ調整機能までついており、カメラバッグじゃないのに専用のカメラバッグ並みに使い勝手がいいです。
専用のバッグを買うのは気が引ける方も、このバッグであれば日常使いもできるので、ぜひ試してみてください。