スタンスミスは定番スニーカーだからこそ別注で!
先日久しぶりにスニーカーを購入しました。
このブログでも何度も記事にしているように管理人は革靴大好き人間で、
夏の暑い日も、雨の日も、雪の日も年中革靴を履いています。
そんな管理人がなぜスニーカーを購入することになったのか、
その理由と購入したアイテムを紹介します。
目次
購入動機
まずなぜ今回久しぶりにスニーカーを購入しようと思ったのかというと主に以下の2つの理由があります。
1. 足元に明るい色が欲しくなった
最近かなり蒸し暑くなってきたので、Tシャツにショートパンツを履くようになりました。
去年までは暑くてもくるぶし丈以上のボトムスを履いていたのですが、いざショートパンツを履いてみると黒革靴はやや重いなと。。
カジュアルスタイルにも馴染むスニーカーが気になり出しました。
2. サステナブルを意識するようになった
最近よくサステナブルというワードを聞くようになりました。
サステナブル(Sustainable)とは「持続(Sustain)可能な(able)」という意味で、
「地球環境や資源を大切にして、未来の世代もずっと美しく平和な地球で位していける社会をめざすこと」です。
そしてそのサステナブルな社会を実現するための具体的な行動項目として、SDGs=持続可能(Sustainable)な開発(Development)目標(Goals))があります。
無料レジ袋やプラスティックストローの廃止といった環境問題をはじめ、発展途上国での人口増加問題や食糧危機、ジェンダー平等など17の項目が設定されており、最近は仕事でもこの「サステナブル」や「SDGs」に関わる機会が増えています。
普段あまり環境問題などに熱心な方ではないのですが、仕事で関わったことをきっかけに私も意識するようになりました。
そんななか、アディダスのスタンスミスがサステナブル仕様になったと知りました。
購入モデル:BEAUTY&YOUTH別注 スタンスミス
私が購入したのはBEAUTY&YOUTH別注のスタンスミスです。
スタンスミスといえばスニーカーの定番モデルなのでいまさら説明は不要かとは思いますが、少しだけその歴史などに触れておきます。
■DATA
価格 14,300円(税込)
フィッティング:レギュラーフィット
アッパー:タンブル合成レザー
ライニング:テキスタイルライニング
生産国:India
スタンスミスを買ったことがある人ならわかると思いますが、スタンスミスには高級版と廉価版が存在します。
その特徴を比較していますので、気になる方はご覧ください。
私はやはり高級版の持つ雰囲気が好きなので、価格は1.5倍ほどになりますが高級版の方を買っています。
項目 | 高級版 | 廉価版 |
価格 | 14,300円(税込) | 9,889円(税込) |
アッパー素材 | タンブル合成レザー ※シボ加工が施された高級感のある素材 |
合成レザー |
ライニング素材 | テキスタイルライニング | 合成レザー |
生産国 | India | Vietnam |
デザイン | ・側面のStanSmithロゴ ・クリーム色のソール ・薄いシュータン |
・ホワイトのソール ・厚いシュータン |
スタンスミスとは
https://shop.adidas.jp/products/FX5521/
1971年に発表されたアディダスを代表するスニーカー。
ギネスブックには「世界で一番売れたスニーカー」として認定されています。(ただしギネスは申請がないと認定されず、実売数はコンバースのオールスターの方が上と言われています。)。
シュータンにもプリントされているテニスプレーヤーの「スタンレー・ロジャー・スミス(Stanley Roger Smith)」が名前の由来とされています。
サステナブルに対応したリニューアル
https://shop.adidas.jp/products/FX5521/
元々スタンスミスではアッパーに天然レザーを使用していましたが、2020年からは高性能リサイクル素材である「PRIMEGREEN」を採用し、アッパーの50%にリサイクル素材が用いられています。
レザー素材ならではの上質感が好みでしたが、新しい素材でも見た目はほぼ同じに見えますし、サステナブルを意識しての素材変更は、試みとしては良いのですが、正直なところ天然比較と比べてどのくらい環境に優しいのか、具体的な数値でファクトが示されていないため
これを買うことがサステナブルな社会の実現に貢献できるのかどうか、消費者として判断するのは難しいですね。
(でもスタンスミスが好きなので買ってしまうわけですが・・・)
合わせやすいベージュカラー
https://store.united-arrows.co.jp/shop/by/styling/20210605_365957.html
スタンスミスといえばホワイトが定番ですが、今回購入したモデルはベージュです。
夏らしくさわやかでカジュアルに履くならホワイトも良かったのですが
スタンスミスは履いている人も多いし、定番だからこそ少しひねりの効いたモデルがよいかな〜と思いました。
それに子供の頃から数えてみると、ホワイトのスタンスミスはこれまでに7、8足履いてますし、
たまには違うものにしよう!というのもありました。
サイズ選び
スタンスミスは、私が普段履いている革靴に比べるとやや細身なので、
足の幅に合わせていつもよりワンサイズ上の26.5cmを選びました。
通常のサイズで合わせてしまうと、足の幅に合わせて羽根が広がってしまいます。
その結果甲部分が間延びし、スタンスミスらしいすっきりしたフォルムが台無しになってしまいます。
なので多少つま先が余ってしまっても、ワンサイズ上くらいを選ぶのがおすすめです。
履き下ろし前の防水スプレー
リサイクル素材になって水や汚れには強くなったと思いますが、
それでもやはり履き下ろし前には防水スプレーをかけておくことをおすすめします。
スプレーで膜をことで、汚れがつきにくく、落としやすくなります。
シューツリーでの保管
保管はシューツリーを使います。
プライムグリーンはリサイクルポリエステル素材に、コーティングを施したものです。
とうことはこれはあくまで予想ですが、履き皺が深く入ってしまうとそこがひび割れやすくなると思われます。
なので履き終わったらシューツリーに入れて皺を伸ばしてあげます。
まとめ
スニーカーの大定番であるスタンスミスは、夏のカジュアルスタイルとの相性は抜群です。
ただ、定番モデルだけに非常に多くの人が履いているので、「他人と被るのが嫌だ」と言う人は、今回のような別注モデルを選ぶといいと思います。
”BEAUTY&YOUTH”や”EDIFICE”のようなセレクトショップの別注であれば、
元々のクリーンでスッキリとしたデザインを残しつつ、少しのアクセント変更にとどめている場合が多いので、スタンスミスらしさを活かしつつ、差別化できると思います。
また、効果のほどはどうあれ、プラスチックをリサイクルする手間暇をかけてまで、サステナブルな社会の実現に向けて工夫していくアディダスの姿勢には共感します。
夏の足元に軽さを演出したいときは、ぜひスタンスミスを試してみてください。