最近キャッシュレス決済やポイントカードのアプリ化が進んで、
めっきり現金やカード類を持ち歩かなくなりましたね。
去年あたりからメンズでもコンパクトな財布が流行していますが、
必要なものが入らないのではないか?と悩んで
購入に踏み切れない方もいると思います。
今回は、実際に購入したミニ財布を紹介しつつ
どのくらいの現金やカードが入るのか
お金を入れた場合の厚みなどをレポートしたいと思います。
目次
グレンロイヤル ジップミニパース
購入したのはこちらのグレンロイヤルのミニパース。
24,240円(税込)/9.5mm×11.5mm/牛革(ブライドルレザー)
以前、グレンロイヤルのカード入れを購入した際に財布も気になっていました。
L字型ファスナーで、中に間仕切りを兼ねたコインポケットがついたタイプです。
最近この形の財布をよく見かけますね。
ホワイトハウスコックスやマーガレットハウエル、ポーター、エンダースキーマなど
色々なブランドから同じ型のものが出ています。
グレンロイヤルとは
1974年にスコットランドで創業したレザーグッズブランドです。
グレンロイヤルの製品は、伝統的な製法で作られたブライドルレザーを用いて、
熟練の職人によるハンドメイドで仕上げられています。
日本では、エッティンガー、ホワイトハウスコックスと並び、
英国三大レザーブランドと呼ばれていたりもします。
他の2社に比べると若いブランドですが、
使用されているブライドルレザーの品質や縫製のレベルは高いようです。
グレンロイヤルの特徴としては、ブライドルレザーのカラー展開が豊富なことが挙げられます。
レッド、オレンジ、ブラウン、ゴールド、グリーン、ネイビー、グレー、ブラックetc.
きっとお気に入りのカラーが見つかると思います。
また、ボタンやファスナーなどの金属パーツにゴールドを使用しているため
上品な中にも適度なカジュアル感があり、オンオフどちらにも取り入れやすくなっています。
幅広いカラー展開×ゴールドパーツの組み合わせで性別に関係なく持ちやすいため、
30代以上の落ち着いたカップルが互いにシェアしたり、
さりげなくペアで持つのにも向いています。
ちなみに、名前にロイヤルが入っていますが、ロイヤルワラント(英国王室御用達)ではありません。
外観
表面はグレンロイヤルのロゴが型押しされています。
磨く前はブルームという白い粉が付着していますが
これは油脂を多く含んだブライドルレザーの特徴ですので汚れではありません。
使う前にブラシやコットンで磨いてあげると綺麗な光沢が出ます。
ロゴの部分は細かな溝があるので丁寧に磨いてあげます。
裏面はロゴなどなくシンプルです。
ファスナーはYKK。ゴールドの色使いや持ち手や金具の形状が良いアクセントになり
全体に華やかさをプラスしてくれます。
コバの処理はゴツくなりすぎないように薄く整えられている感じですね。


縫製は細かく等間隔でカーブでもブレがなく綺麗です。
縫い端も綺麗に整えられており、ホワイトハウスコックスと比較して
グレンロイヤルの方がこのあたりの仕事は丁寧ですね。
内側に革を張り合わせておらず、表革1枚で仕上げれています。
ベージュの床面はほんの少し毛羽立たせてあり、なめらかで柔らかい手触りです。
内側に革を張り合わせていない分、厚みが抑えられているのかもしれません。
収納力
紙幣:5枚/硬貨:9枚/カード:5枚程度が入りますので
普通に出かける分には問題ない収納力かなと思います。
紙幣は二つ折りにし、カードは重ねて入れています。
硬貨は中央のポケットに入れていますが、重なってしまうとその分厚みに影響が出ます。
三つ折り財布との比較


これまで使っていた三つ折りの財布(A.P.C.のLois)と比較すると
面ではグレンロイヤルの方がやや大きいですが、厚みは3分の1程度です。
厚みがないためジャケットの胸ポケットやズボンのポケット、
小さめのサコッシュなどにも余裕でおさまります。
まとめ
コロナ影響もあってみなさんキャッシュレス化はずいぶんと進んできたと思います。
意外と収納力はありますので、使わないカードなどの断捨離もかねて
思い切ってミニ財布に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ブリドルレザーのエイジングが進んできたらそのときはまた記事にしたいと思います。