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ブラックベイ58の購入のコツを紹介します。
先日、2021年の新作モデルが発表&発売されたTUDOR。
2018年に発売されたチューダーのブラックベイフィフティーエイトは、ケース径39mm、200m防水、70時間パワーリザーブのマニュファクチュールムーブメント、ヴィンテージの雰囲気・・・魅力的な要素が満載で、発売以来人気が高く、店舗では常時品薄の状態です。もちろんショーケースに並ぶことは少なく、販売員の方に聞いて出してもらう必要がありました。
私がチューダーブラックベイ58ブラックのスチールブレスモデル(以降58)を購入したのは2020年の秋頃です。都内の某百貨店のTUDOR売り場で出会うことができました。都内の取扱店に片っ端から電話したり、銀座の直営店をはじめ実店舗にも複数回足を運んでやっとゲット。数ヶ月通っても出会えないという声も聞くなか、私は店舗に通い始めて1週間ほどでゲットできたので比較的早かった方かと思います。
欲しいモデルは色、ストラップタイプを明確に伝える!
これかなり重要です。ROLEXをはじめ人気の腕時計は転売屋の標的にされ、本来の時計好きの入が買えない状況に陥ってしまっています。ROLEXの弟分であるTUDORもその標的にされかねないことは容易に想像できます。
転売屋はとにかく58がゲットできればいいので、購入できるモデルなら色もストラップも気にしません。しかし本当に時計が好きなら色やストラップは重要なポイントなので、「モデルはなんでもいいからとにかく58が欲しい」という客には販売しないように思います。
販売員の色・ストラップ確認時に注意!
実際、某店舗に58の在庫を電話確認した際に、
「在庫を確認しますのでご希望のお色を教えてください」と質問されました。
当時まだブラックとブルーで迷っていた私は、
「いやぁ、どちらかということはないんですが・・・在庫のある方で・・・」という曖昧な回答をしてしまいました。
すると、「申し訳ありませんが在庫はございません」と即答されました。
58購入後にストラップ目当てにブティックを訪れた際にも、
私と同じように曖昧な返事をしているお客さんに対しては在庫確認するそぶりもなく
「本日は入荷がございません、入荷してもすぐに売れてしまうので予約もできません」
と言っていました。
ん?電話口でも店頭でも、「在庫確認する」と言いつつ、
確認時間ほぼゼロで回答されましたけど・・・。
月に数本しか入荷されない時計なら、当日の在庫状況は調べなくてもわかっているはず。たとえ探すふりだったとしても、それなら一度電話を保留にしたり、バックヤードに探しにいくフリくらいはするでしょう。
以上のことから、
本当に在庫がないときは希望のモデルは聞かれません。
希望のモデルを聞かれたときは、
58のいずれかのモデルの在庫があるときです。
そして、その顧客に対して販売するかしないかの判断基準は
「希望モデルを明確に答えられるかどうか」であると推測できます。
そして希望モデルをはっきりと伝えられれば、
仮にその希望モデルがない場合でも他のタイプを出してくれると思います。
これまでに「在庫確認されたけど購入できなかった」という方は、
ご自分の言動を振り返ってみてください。
もしかすると欲しいモデルがあいまいで、ふわっとした返事をしていた可能性があります。
私も58が欲しいと思った当初は、その存在事態に対する憧れが強く、
身につけるものとして本当に自分が欲しいのかどうかが怪しかったです。
しかし電話で色の質問を受けてからは、ブラックorブルー、スチールブレスorファブリックorレザーを熟考してから店舗を訪れるようにしました。
「TUDORくらいで客を選んだりしていないよ」と思う方もいるかもしれませんが、
大人気モデルは放っておいても売れます。
なら少しでも時計を大切にする方に販売しようとするのは当然ではないでしょうか?
(※ここでいう「TUDORくらい〜」とは、あくまで価格帯でみた場合の意味です。)
最後に
今回の「購入のコツ」はあくまで私の経験に基づく推測です。
購入を確約するものではありませんし、
TUDORの販売方針を決めつけるような意図もありませんので、
あくまで参考程度に捉えていただけると幸いです。
58を心から欲している方によい巡り合わせがあることをお祈りしています。